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広島大学ダイバーシティ研究センター

障がい・老い・病い

調査研究

包摂的な職場作りのための調査

2020年、障がいのある人を積極的に雇用し、包摂的な職場作りを目指す会社で、調査を実施しました。2021年には、障がい者就労支援を行うUnselfishの経営コンサルタントと協働して、調査結果を生かした職場作りに貢献します。

セミナー・イベント

インクルーシブ教育の国際セミナーを主催

インクルーシブ教育国際ウェビナー「特別支援学校がインクルーシブ教育に果たす役割──ブータンとスリランカの事例」

2022年3月7日1:30-19:30 @オンライン(Zoom)
主催 当センター&熊本大学教育学研究科
概要 ブータンやスリランカでは、インクルーシブ教育が近年盛んになっています。本セミナーでは、両国の特別支援学校がインクルーシブ教育で果たす役割について考えました。両国の特別支援学校の校長や行政官が取り組みを報告しました。5か国から総勢92名が参加しました。

第一部 ブータン
櫻井里穂(当センター・准教授)、Karma Norbu(MoE), Dorji Wangdrup(Muenselling Inst.), Dechen Tshering(Wangsel Inst.)、川合紀宗(広島大学・教授) 

第二部 スリランカ
古田弘子(熊本大学)、Prasad Sethunga(U of Peradeniya), Kumuduni Abeyruwan (Senkadagala S.S.), S.W.Y.B.S.K. Beddewela(Mahinda S. E. Model S) Namalika Dissanayake (Bule Rose S. S)

第三部 総括:低所得国・中所得国の状況報告
Paul Lynch (U of Glasgow)

チラシ


インクルーシブ教育の国際セミナーを主催

インクルーシブ教育国際ウェビナー「特別支援学校がインクルーシブ教育に果たす役割──ブータンとスリランカの事例」

2022年3月7日1:30-19:30 @オンライン(Zoom)
主催 当センター&熊本大学教育学研究科
概要 ブータンやスリランカでは、インクルーシブ教育が近年盛んになっています。本セミナーでは、両国の特別支援学校がインクルーシブ教育で果たす役割について考えました。両国の特別支援学校の校長や行政官が取り組みを報告しました。5か国から総勢92名が参加しました。

第一部 ブータン
櫻井里穂(当センター・准教授)、Karma Norbu(MoE), Dorji Wangdrup(Muenselling Inst.), Dechen Tshering(Wangsel Inst.)、川合紀宗(広島大学・教授) 

第二部 スリランカ
古田弘子(熊本大学)、Prasad Sethunga(U of Peradeniya), Kumuduni Abeyruwan (Senkadagala S.S.), S.W.Y.B.S.K. Beddewela(Mahinda S. E. Model S) Namalika Dissanayake (Bule Rose S. S)

第三部 総括:低所得国・中所得国の状況報告
Paul Lynch (U of Glasgow)

チラシ


インクルーシブ教育についてのセミナーに協力

第1回インクルーシブ教育セミナー「インクルーシブ教育、その起源・実践・教員の政策受容実態――ブータンと日本の事例から」

2020年10月9日 @広島市内Unselfishオフィス
講師 櫻井里穂(当センター・准教授)
主催 Unselfish & おせっかい法人
概要 ブータン王国と日本のインクルーシブ教育についてセミナーをしました。インクルーシブ教育政策の歴史、実践、展開、今後の課題について、さらには文化的・社会的価値の与える価値観について、講演しました。社会福祉士、経営者、会社員、主婦、学生、当事者など、様々な立場の参加者が活発に議論をしました。

精神保健医療についての公開講座を主催

ダイバーシティ研究センター公開講座「地域でつくる精神保健――精神病院のない国、イタリア、トリエステの現場から」

2019年11月17日@広島大学東千田キャンパス
マリオ・コルッチ(トリエステ精神保健局・精神科医)講演
当センターと広島大学インキュベーション研究拠点「ダイバーシティ&インクルージョン科学の理論と実践のための研究拠点」で共同主催

概要:1978年のバザーリア法を契機として全国の精神病院を閉鎖し、地域での精神保健サービスに全面的に移行したイタリア。バザーリア法施行から40周年を迎えた今年、イタリアでも最も地域精神保健が充実していると言われるトリエステから現役の精神科医を招聘し、現在の精神保健サービスの状況からその背景にある思想、社会のなかで精神医療がもつ意味などについてお話を聞く機会を設けました。臨床現場からの生の声を聴くことのできるまたとない機会ですので、ご関心のある皆様のご来場を心よりお待ちしております。
チラシはこちら
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支援とダイアローグについての公開セミナーを主催

ダイバーシティ研究センター公開講座「今、なぜ私たちにはダイアローグが必要なのか?」

2019年4月7日@広島大学東千田キャンパス
トム・エーリク・アーンキル(フィンランド国立保健福祉研究所・教授)
講演「ダイアローグとは何か?」
ワークショップ「関係者が複数かかわる複雑な状況における未来語りのダイアローグ」、
タルヤ・ヘイノ(フィンランド国立保健福祉研究所・教授)講演「脆弱な立場におかれた子どもたちの安全のための ファミリー・グループ・カンファレンス」
当センターと広島大学インキュベーション研究拠点「ダイバーシティ&インクルージョン科学の理論と実践のための研究拠点」で共同主催

概要:現代の世界では、人とモノと情報がグローバルに行き交います。しかしその陰で、弱い立場にある多くの人の存在が公然と無視されてもいます。たとえば虐待されている子どもが声をあげても大人たちは耳を傾けず、虐待が見過ごされてしまうのも、その一つの表れです。
 そこに欠けているのは、何よりもダイアローグ(Dialogue)です。ダイアローグは単なる「対話」ではありません。そこで重要なのはむしろ場や複数性であり、そのなかでいかに他者の声を聴いて実際に物事を変えていくのかというダイナミックな実践のプロセスなのです。
 今回は、「未来語りのダイアローグ」の創始者で、医療・福祉・子どもの教育といった対人支援、企業や自治体における組織づくりや地域づくりなど様々な領域で多大な成果を挙げてこられたアーンキル氏と、子どもを支援する「ファミリー・グループ・カンファレンス」の第一人者であるヘイノ氏をフィンランドからお招きし、ダイアローグの原理とそれを具体的に実践するための方法・やり方についてお聞きします。
 対人支援の現場で働いている方、困っている家族やご本人、自分の組織や地域に問題があるがどうしたらいいかわからなくて悩んでいる方をはじめ、ご関心のある皆様のご来場を心よりお待ちしております。
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