授業
当センターでは、さまざまな授業を提供し、社会ダイバーシティとインクルージョンを実現する人材を育成しています。
教養の授業
「大学教育入門」
全学の学部1年生必修のオムニバスの授業です。
当センターは「ダイバーシティとジェンダー」(90分)を担当します。ダイバーシティとインクルージョンの重要性について、ジェンダーとセクシュアリティの視点から学ぶことができます。
「ダイバーシティ概論」
ダイバーシティとインクルージョンの考え方と課題を基礎から学ぶことができる教養の授業です。
ジェンダーとセクシュアリティ、多文化共生、障がいとケア、自然との共生の4つのテーマのもと、4日間の集中で実施します。社会で活動している講師の話を聞いたり、ゲームをしながら参加型で学んだりすることで、さまざまな視点を獲得することができます。
本授業は、教養科目として開講されていると同時に、「ダイバーシティ特定プログラム」の必修科目でもあります。
特定プログラム
ダイバーシティとインクルージョンの課題解決を学ぶ特定プログラムです。
大学院の授業
「ダイバーシティの理解」(大学院共通科目)
ダイバーシティとインクルージョンの考え方を参加型で学ぶことができます。ダイバーシティとインクルージョンの理念と課題について講義と演習で学んだ後、企業を訪問し、ダイバーシティとインクルージョンの実践について学びます。最後にグループ発表をして学びを共有します。
その他の学習の機会
「ジェンダーの読書会」
正規の授業ではありませんが、月に3回ほど、希望する学生と集まって、ジェンダーやセクシュアリティについての本を読み、ディスカッションをしています。理論書の原文を訳しながら読む会と、日本語の基本文献を読む会に分けて、開催しています。参加希望者はセンターまで問い合わせてください。これまで読んだ本は以下の通りです。
- Sara Salih, ed. with Judith Butler, The Judith Butler Reader (Balckwell, 2004)
- 田中美津『いのちの女たちへ――とり乱しウーマン・リブ論』(パンドラ、2001年)
- 千田由紀・中西祐子・青山薫『ジェンダー論をつかむ』(有斐閣、2013年)
- 蔦森樹『男でもなく 女でもなく――新時代のアンドロジナスたちへ』(勁草書房、1993年)